高校受験

令和4年度~令和6年度静岡県私立高校の志願倍率一覧

今年も県内の私立高校の志願倍率が発表されましたので、令和4年度~令和6年度の静岡県私立高校の志願倍率の一覧表を作りました。

生徒が集まる学校とそうでない学校が割とハッキリしてきているようです。

ただし、志願者のうち何人が単願で何人が併願かはわからないので、実際に何人が入学するのかを読み取ることはできません。

なお、今年の入試日は2月6日(火)と7日(水)です。

R4~R6年度静岡県私立高校志願倍率一覧

2024年(令和6年)度 静岡県公立高校入試

静岡県教育委員会より2024年(令和6年)度の公立高校入試の要項が発表されました。

学力検査は例年と変わらず各教科50点満点で、5教科合計250点満点です。試験日は学力検査が3月5日(火)、面接、実技が3月6日(水)です。

今年も複数の高校で定員の削減が行われます。

裁量枠についても発表されています。詳しくは静岡県のWEBサイトをチェックしてください。

 

 ○静岡県:令和6年度公立高等学校入学者選抜関係発表資料

 

2019年度入学定員を発表(公立高校)

静岡県内の公立高校の2019年4月入学者の定員発表されました。
県全体では13学級、515人の減員となりました。

学級数が減った高校(全日制)は、松崎、伊東、吉原、富士宮東、静岡東、静岡西、清流館、島田工業、浜松湖東、浜松湖南、浜松工業、浜松商業の12校。1学級40人の減で、金谷高校は1学級35人の減。

この結果、入学定員が300名を超える高校は、静岡(320)、袋井(320)、浜松北(360)、浜松南(320)、浜名(360)、浜北西(320)の6校だけとなりました。

ただ、少し前のデータですが、15歳人口は前年に比べて約780名の減なので、それを考えると妥当な減員数と思います。

2019年度入学定員を発表(私立高校)

静岡県内の私立高校の2019年4月入学者の定員発表されました。
県全体では30人の増員となりました。

学校別では、藤枝明誠が25人増、オイスカが30人増、藤枝順心は25人減でトータル30名増です。

子どもの数が減っている状況下で定員を増やす私立高校はきっと募集が順調なのでしょう。

ちなみに、いま県内には44校の私立高校があります。(広域通信制高校の県内キャンパスは除く)

「魅力ある学校づくり推進計画」(第3次長期計画)

静岡県が10年後の2028年度を見通して県立高の在り方を示す「魅力ある学校づくり推進計画」(第3次長期計画)の案を策定したことを見落としておりました。11月14日に発表していたようです。

年度 対象学年 対象校 変更後
2023 現小4 伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商 新構想高校
2024 現小3 金谷、藤枝東(定時制)、島田商(定時制) 単位制の定時制課程を持つ高校
2026 現小1 横須賀、池新田 新構想高校
2027 現年長 沼津城北、沼津西 新構想高校

少子化の進行に合わせ、公立高校の定員を減らしていくものと思われますが、表中、『新構想高校』とあるのは、合併を意味するようです。
また、藤枝東と島田商の定時制を廃止して、単位制の定時制課程を金谷高校に設ける計画のようです。静岡中央や浜松大平台と同じようなものでしょう。

 

それぞれの計画に対して個人的に思う事は以下の通りです。

【伊東、伊東城ケ崎分校、伊東商】
伊東と伊東商はその間3km程度しか離れていないので合併は妥当と感じるが、城ケ崎分校までは伊東本校から10km強離れている。JRが走っているとは言え、城ケ崎周辺の生徒は通学が大変になりそう。

 

【金谷、藤枝東、島田商】
定時制はかつて担っていた勤労学生の受け入れの役割をすでに終えていると感じる。近年は何らかの事情で全日制への通学が困難な生徒が定時制や通信制を選択している状況。したがってこの判断は妥当ではないか。

 

【横須賀、池新田】
この合併でどちらかの校舎が無くなると、該当校舎の地元の生徒にとっては厳しい。両校間はおよそ15km。鉄道も走っていない。15kmと言えば、道中の信号が少ないとしても自転車で40分以上かかるのではないか。
本当に合併を実施するなら、中間地に新校舎を建設するぐらいのことはする方が良いのでは?例えば、生徒が少なくなり、教室があいてる中学校の校舎と敷地を共同で使うなど。

 

【沼津城北、沼津西】
沼津近辺の高校数と人口を考えれば妥当な判断ではないか。本当は沼津市立と沼津城北が難易度も近くで合併するにはよいのだろうけど、沼津市立は中高一貫だし、市立だし、現実的には難しい。となると、対象になるのが沼津東、沼津西、沼津城北、沼津工、沼津商だろうけど、学科編成を考えると今回の2校が妥当だろう。

 

以上のように感じました。

今回は中部と西部大きな動きがありませんが、このまま少子化が勧めばクラス数減だけでは追いつかなくなるでしょう。私立高校で定員割れが常態化している高校もあります。

個人的には(実現性の高低はひとまず置いといて)静岡商と静岡西、静岡東と静岡市立、焼津中央と藤枝西、この辺りは次のターゲットになるのではないかと睨んでいます。

2018年度 高校入試募集計画

2018年4月入学者対象の入試(2018年度・平成30年度入試)の募集計画が発表されました。

中学3年生の学年の県内人口は、昨年よりも800名近く減少していますが、公立高校の定員現数は280名に留まりました。

今年に限った話ではありませんが、人口減少のスピードに比べ、公立高校の定員減のスピードは遅いので、20年、10年前に比べると公立高校へは入りやすくなっています。

一昨年の浜松湖北の誕生で、学校併合はひと段落した印象で、これからしばらくはクラス減で対応していくのではないでしょうか。

しかし、それではいずれ人口減に追いつかなくなる見込みなので、いずれ学校の併合が行われるのではないかと思います。
その時に候補となるのは、おそらく倍率が低い高校ではないかと思います。

静岡市内で言えば、静岡西が定員ギリギリといった募集状況ですので、例えば静岡商業と合併して、静岡商業に普通科ができるなどあるかもしれません。(あくまで個人的な予測です)
さらには、地理的に近い県立の静岡東と静岡市立の合併もあるかもしれません。
※単純な距離では、静岡高校と静岡城北が一番近いのですが、共に伝統校で、静岡県職員、静岡市職員にも多くの卒業生を送り込んでいますすので、おそらく今のまま残るでしょう。

首都圏以外の地域では公立校上位ですので、このままのペースだと、数年後には生徒が集まらず、廃校(募集停止)となる高校が出てくるかもしれません。

 

静岡市育英奨学金が予約制度を開始

9月30日の静岡新聞の記事によると、静岡市の育英奨学金について、2018年度分の募集から入学前に選考を行う予約採用制度を新たに設けたとのことです。

12月に奨学金貸与が内定することで安心して入試に臨めるようになります。

対象になるのは保護者が静岡市在住で、2018年度に高校、高専、専修学校、短大、大学、大学院に進学予定の人のなかで一定の条件を満たす約50人とのことです。

大学卒業後、静岡市在住などの一定の条件を満たした場合は返還金の一部を免除で、なおかつ他の奨学金との併用が可能です。

 

入試の前に奨学金を受けられることがわかっていれば、特に私立大学の受験校選びで選択肢が広がると思います。
一部の私大でも、事前審査を行い、入試に合格さえすれば奨学金が得られる制度を設けている例がありますが、今回は育英奨学金ということで、国公立を目指す生徒にとっても利用できそうですし、該当する校種であればよいというのが、利用可能性を広げていると思います。

子育てに関するアンケート(明治安田生命)

明治安田生命が子育てに関するアンケートを実施しました。

インターネットを通じ、1032人の20~59歳の子供がいる既婚者が回答しました。

その集計結果によると、「子育てにかかるお金のうち、負担が大きいと感じているもの」という問いでは、「学費」が44・5%でトップ。次いで「習い事やお稽古事の費用」(25%)、「学習塾・家庭教師の費用」(23・1%)となっています。

学費はほぼ全ての家庭で負担しているものですし、最近は塾通いする子どもが20~30年前に比べて増えていると感じます。
中学生が高校入試に備えて塾通いするケースは以前から多かったと感じますが、近年は小学生のうちから塾通いをしている子どもが増えているようです。

静岡市内でも個別指導の塾を中心に、学習塾をよく目にするようになりました。

 

明治安田生命のアンケート結果はこちら