大学受験

【修学支援新制度】対象となる学校の機関要件

文科省は令和4年9月26日、高等教育の就学支援新制度の在り方検討会議の第2回会合を開催。

この会議で修学支援の対象となる学校(大学や専門学校など)の機関要件の厳格化について審議されました。今回焦点となったのは、収容定員充足率(全学年の合計定員数に対して学生が何名在籍しているか)です。

現時点では決定事項ではありませんが、今後は『直近3年度全ての在籍学生数が収容定員の8割未満』となった大学等は修学支援の対象機関から外れることになりそうです。これは、「修学支援新制度が経営困難となっている学校の救済措置になっているのではないか」という(批判的)意見を受けてのものと推測します。

東京23区内の大学の定員増抑制

先日、東京23区内の大学の定員増を基本的に認めないという通達が文科省よりなされました。

静岡県は流出県となっており、大学進学する生徒の7割強が県外の大学へ進学していきます。

東京23区内にキャンパスがある大学へ進学する生徒もたくさんいますので、この問題は静岡県の高校生にとっても重要な問題です。

2018年を迎え、18歳人口が減少局面に入り、大学進学は以前にくらべてしやすくなったとはいえ、定員管理の厳格化などもあり、第一志望校に合格することは容易ではありません。

センター試験も受験要領の配布が開始して、受験生はいよいよ入試本番が迫ってきたと感じているのではないでしょうか?

夏休みの勉強が計画通りに行った人も、未消化に終わった人も残された時間は同じです。ここから本番まで、人生全体の中では短い期間ですので、是非とも一生懸命勉強をがんばってもらいたいと思っています。