文科省の調べによると、2019年度に実施された大学の一般入試の英語では、英語4技能(聞く・話す・読む・書く)のうち、リーディング(読む)を課す方式は92.6%にのぼるのに対し、スピーキング(話す)はわずかに0.2%にすぎなかった。
また、英語の民間試験(英検、TEAPやTOEICなど)を利用していたのは2割だった。
参考:(文部科学省WEBサイト)
https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/103/siryo/1417595_00022.htm
2021年1月から始める大学入学共通テスト(以下「共通テスト」)での英語の試験で記述問題の導入が見送られたように、まだしばらくはリーディング中心の試験が続きそうです。しかし、英語の民間検定は私立大学を中心に、今後利用可能大学が増えていくものと思われます。今の中学生や小学生はヒアリングやスピーキングを鍛えておいて損はないでしょう。