奨学給付金を受けた保護者が学費を納めず流用

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NHK NEWS WEBより)

低所得世帯の高校生を支援する「奨学給付金」制度で、給付を受けながら学校に納める教育費が未納となっていた生徒が4年間で2400人余りいたことがわかり、会計検査院は文部科学省に改善を求めました。

「奨学給付金」制度は、生活保護世帯や低所得世帯の高校生を対象に4年前に設けられ、授業料以外の、教科書の購入や修学旅行などにかかる「教育費」に充てるため、最大で年間13万8000円が給付されます。

会計検査院が12の府県を対象に昨年度までの4年分を調べたところ、給付を受けた24万人のうち、保護者が「教育費」を学校に納めていない生徒が2400人余りいました。

「教育費」が未納のため除籍や出席停止などになった生徒もおよそ190人いたということです。

保護者の了解があれば代わりに学校が直接受け取る「代理受領」もありますが、調査した12の府県ではこの制度がなかったということで、会計検査院は文部科学省に対し「代理受領」を広めるなど改善を求めました。

文部科学省は「代理受領は有効な仕組みと認識しており、都道府県に導入を促していきたい」としています。

生徒本人に非はないケースが大半と思われます。

確実に学校に支払われるよう代理受領にすべきと考えます。

オリエントコーポレーションの教育ローンなどは直接学校へ振り込まれる仕組みになっています。

 

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