(朝日新聞digitalより)
文部科学省は19日、来年度から予定していた、私立大学を対象とした入学定員の管理強化を3年間見送ると発表した。定員を上回る入学生が1人でもいたら、その人数に応じて私学助成金を減らす予定だったが、既に行っている管理強化で一定の効果が上がっていると判断した。
ここ2年間の大規模大学の合格者絞り込みによる混乱を見て、3年間は2018年度入試と同じ基準でいくというものです。
その一方、補助金を増やす充足率は「95%~100%」という範囲から「90%~100%」へと範囲を広げました。
要は、「あくまで充足率は(110%ではなく)100%をめざせ」という文科省からのメッセージです。