少し古いニュースですが、静岡市が部活に関するガイドラインを策定しました。
主なポイントは次の二つです。
- 活動時間を月平均45時間程度とする
- 外部顧問にライセンスを与える
以前から言われ続けている事ですが、中学校の部活動は、教員多忙化の一因となっています。この適正化を図ると共に、体罰や暴言の禁止、安全管理の徹底などの指導のあり方も記しました。
外部顧問のライセンスは、誰にでも与えられるわけではなく、研修と選考を受ける必要があります。
具体的には、校長推薦か、指導員の実績が3年以上ある人が対象で、60分一コマの座学講習を7コマ受ける他、1ヶ月の実技言及、面接を受ける必要があります。
すでに3人が取得済みで、2人が研修中とのことです。
中学校の先生は、自身が未経験の運動部の顧問になると大変です(経験のあるスポーツでも決して楽ではありませんが)。生徒にしても、確かな技術と知識をもった指導者に指導される方がよいのではないでしょうか。
サッカーなどは最近はクラブチームで活動するケースも多いので、うまく共存できると良いと思います。