2018年4月入学者対象の入試(2018年度・平成30年度入試)の募集計画が発表されました。
中学3年生の学年の県内人口は、昨年よりも800名近く減少していますが、公立高校の定員現数は280名に留まりました。
今年に限った話ではありませんが、人口減少のスピードに比べ、公立高校の定員減のスピードは遅いので、20年、10年前に比べると公立高校へは入りやすくなっています。
一昨年の浜松湖北の誕生で、学校併合はひと段落した印象で、これからしばらくはクラス減で対応していくのではないでしょうか。
しかし、それではいずれ人口減に追いつかなくなる見込みなので、いずれ学校の併合が行われるのではないかと思います。
その時に候補となるのは、おそらく倍率が低い高校ではないかと思います。
静岡市内で言えば、静岡西が定員ギリギリといった募集状況ですので、例えば静岡商業と合併して、静岡商業に普通科ができるなどあるかもしれません。(あくまで個人的な予測です)
さらには、地理的に近い県立の静岡東と静岡市立の合併もあるかもしれません。
※単純な距離では、静岡高校と静岡城北が一番近いのですが、共に伝統校で、静岡県職員、静岡市職員にも多くの卒業生を送り込んでいますすので、おそらく今のまま残るでしょう。
首都圏以外の地域では公立校上位ですので、このままのペースだと、数年後には生徒が集まらず、廃校(募集停止)となる高校が出てくるかもしれません。